当職はいわゆる町弁ですから,特殊分野以外は大方扱っています。
正直に申し上げると,登録したてのころ個人で受けた事件は,割と家事事件や刑事事件,民事事件の中でも男女トラブル等が多かったです。これらはいずれも,
人間同士の感情のもつれが関わってくることが多く,親子や夫婦がどのように今まで通り,可能であれば今まで以上の信頼関係を取り戻せるかを慎重に考えなくてはならないという意味で,弁護士からするとなかなかに大変な事件です。一方,一見共通項の無いように見えるこれらの事件もクライアント様とその周辺
の方々の心理的サポートという面から見るとどれも同じくらいやりがいのある仕事でした。
女性弁護士だから女性からの依頼ばかりなのでは?というご質問をよく受けますが,そんなことはありません(おおよそ男女比4:6程度)。
最近では,企業法務が多くなってきました。弁護士以外の仕事をしたことのない私からすれば,クライアント様から勉強させていただくことも多く,ビジネスを学びながら,法律面でサポートして,一つの事業を共に作り上げていくというおもしろさを感じております。
- 不動産取引、借地借家-----------
- *土地を購入したが家が建てられない土地だった,建てた家に欠陥があったという事件や,家を貸したけれども賃料が支払われていない,立ち退いてもらいたいなどの問題について,代理人として交渉,訴訟を行います。また,後々の争いを避けるため,取引の契約書作成の時点で弁護士がチェックをしておくと安心です。
- 労働問題-----------------------
- *一方的に雇用条件を下げられた,職場でセクハラにあった,いきなり解雇されたなど,職場には問題が山積みです。
- 交通事故-----------------------
- *交通事故にあってしまった場合,個人で保険会社や相手方と交渉するのは大変です。反対に事故を起こしてしまった場合も対処について弁護士に相談した方が良いケースがあります。
- 不貞等男女間トラブル----------
など - *男女間トラブルは経済的にだけでなく精神的にも辛い面があります。法的な代理人としてだけでなく,一緒に悩むパートナーとしてもご相談下さい。
- 相続,遺言作成・執行,---------
遺留分 - *相続の問題が起きてしまった場合,身内であるが故に禍根を残し易いものです。起きる前に対処するのが理想。法律上どのようなことができるのかご相談下さい。
- 離婚・慰謝料・財産分与,-------
親権・養育費等,親子関係
など - *離婚や親子関係の事件は人間生活の基本である家庭の崩壊を招きかねず,またお子さんの健やかな成長を妨げてしまう恐れもあります。一段と慎重できめ細やかな対処が必要です。
- 債権回収等会社関係訴訟-------
- *会社が業務を行うに当たっては取引先等との紛争は不可避とも言えます。問題が起きたときも,起きそうな時もできるだけ早くご相談下さい。
- 契約書等の,--------------------
各種文書の作成・チェック等 - *継続的に事業を行う会社が事件を出来るだけ少なくするには,従前から契約等をしっかりとしておくことが必要です。事件が起こる前の予防法務がとても重要です。
- コンプライアンスに関する-------
法律相談
など - *会社事件はもちろん,従業員の個人的な法律相談もお受けいたします。
- 一般刑事事件------------------
- *身内や知人が逮捕されてしまった場合,なかなか人には相談できません。でも刑事事件はスピード勝負な面があります。弁護士には守秘義務がありますので,怖がらずにすぐにご相談下さい。
これまで当職が扱った刑事事件は比較的若年の男性のものが多かったです。ご両親との信頼関係に問題を抱えてしまっているケースが多く,ご両親と被告人との仲をつなぎ直す役目でした。 - 少年事件----------------------
など - *少年事件は,成人と異なり,裁判所の手続き自体が後見的で,少年本人の更生が重視されています。家庭環境や両親との関係の修復が最も重要です。当職の場合は成人についてもこれらの点を非常に重視して扱っておりますので,成人の場合と全く異なると言うことはありませんが,幼い故に周囲の影響を受けやすい少年の心身の成長に配慮する必要があります。
- 任意整理・自己破産------------
個人再生 - *負債は黙って返済していてもなかなか減りませんが,弁護士が介入すれば法定利率ベースの交渉ができます。
当事務所ではご本人と弁護士との直接の面接の上,ご本人の希望を踏まえて方針を決めていきます。 - 過払金返還訴訟---------------
など - *利息制限法に違反する金利で貸付をしている業者がたくさんあります。適法な金利に弾き直せば支払いが完了していて,更に余計に返し過ぎているという場合はこれの返還請求ができます。昨今の不況および法改正によって消費者金融の経営破綻も珍しくありません。過払金返還に関しては時間が経てば経つほど厳しくなっているのが現状です。できるだけ早くご相談下さい。
- 債権回収----------------------
など - *せっかく裁判で勝っても返済が受けられなければ意味が無くなってしまいます。法律に基づいた強制執行を承ります。